パソコンの温度を知ろう
車でやってみようのコーナーでも書いたのだが、自作パソコンで気になるところの一部にパソコンの冷却状況がある。
メーカー製パソコンならともかく自作パソコンとなるとケースの放熱性、冷却ファンの効率などが気になるところである。
そこで登場するツールが Speed fan と言うツールである。
Speed fanのダウンロード先
Speed fanをダウンロードすると以下のような画面が表示される。
私のメインパソコンで実行した結果である。英語表示であるがその内容は
CPU Usage : Hyper-Threading TechnologyのCPUを使っているため2つ表示される。アイドリング状態の為0である
Fan1: ケース背面のファンの回転数 1671回転
Fan2: CPUファンの回転数 2596回転
Fan3: ケース前面のファンの回転数 0回転(停止状態)
その右に表示されるのが各部温度の状態である。下には各部に掛かっている電圧が表示される。
この表示で大事な部分はCPUの温度であるTemp2で表示されている部分。冷却が十分で無い状態だと
Temp2の左のアイコンが炎のマークに変わる。これはCPU Usageを見ていただくと分かるが、seti
at homeと呼ばれる
電波望遠鏡で捕らえられた未知の生命体から送られてくる電波を解析するプログラムを実行した為CPUがフル活動
している状態なのである。つまりこの状態はCPUの冷却が足らないと言うことを示している。
CPUファンをもっと効率の良いものに交換する必要があるとも言える。3Dゲーム等CPUを酷使する場合にも
同等の事が言える。このようにCPUの冷却の状態を知ることが出来るのである。また、
S.M.A.R.T.(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)
ハードディスクの自己管理解析報告機能。対応ドライブとマザーボードが対応していれば,
ドライブの状況や総合的な診断情報を得ることができる。つまり自分のハードディスクの寿命を知ることも出来る。
これに警告が出るようであればハードディスクの故障が近いことを予知することができるのである。
自作パソコンだけではなく、メーカー製パソコンを使っている人にもお勧めのツールである。
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